フリーランスの働き方

フリーランスの働き方、仕事の方向性と単価基準が大事な理由

 

 

 

働き方改革や非正規労働者の雇用環境の改善など、国を挙げて変革しようとしています。

 

そういうことも手伝って、会社員として働くのではなくフリーランスとして生活していこうという人も増えています。

 

今は有効求人倍率が1.5倍とバブル期以降最高の状態になっています。

 

ですので、会社に就職して正社員として働こうと思えば、それもかなうようになっています。

 

正社員の採用が増えているだけではなく、非正規から正社員への登用も進んでいます。

 

そんな今、それでもフリーランスの働き方に憧れる人も少なくないでしょう。

 

その最大の理由は、自分で仕事を選べるからに他ならないからだと思います。

 

では実際、会社に入るのとフリーランスとではどのくらい仕事の選択に違いがあるでしょうか?

 

 

 

クラウドソーシングで仕事は得やすくなった

 

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングが登場する以前に比べ、今はフリーランスでも格段に仕事を探しやすくなっています。

 

以前なら、企業側も人材派遣を頼って人材を確保するか、派遣社員として受け入れるなどの対応をしなければ仕事を頼むことはできませんでしたが、

 

クラウドソーシングが登場したことによって、頼みたい企業も仕事を受託したいランサーもグンと増えたからです。

 

最短なら数日で終わるような仕事から、数ヶ月かかる大規模なプロジェクトまで数多くの案件が存在するのです。

 

上の2つのクラウドソーシングのサービスだけでなく、他にもランサー向けの仕事を紹介するサービスはあります。

 

ですから、以前に比べて仕事を受注できる可能性はかなり高まったと言えるのです。

 

 

 

自分の進みたい方向を決めてから仕事を選ぶ

 

フリーランサーとして仕事をしていくためには、今後の方向性を決めた上でどういう仕事を受けていくのかを考えないといけません。

 

とにかく収入を得たいので、安くても簡単でもとにかく仕事を受注したいと思うかもしれません。

 

でも、簡単で高単価の仕事であればあるほど競争は厳しいのです。

 

当たり前ですね。「スキル不要!高単価」という仕事には飛びつく人は多いのです。

 

気をつけたいのは、収益を上げたいからとできる仕事を受けていたのでは、単価はあまり上がりません。

 

単価が安ければその分たくさんの仕事を受けなければなりませんので、自然と長時間働くことになります。

 

それに競争も厳しいため、なかなか仕事も得られないという状況になりかねないのです。

 

ですから、長い目で見て自分はどういう仕事で食べていくのかということを見極めて、その方向に向かう仕事を受けていく必要があります。

 

実績のない最初は、多少希望の額より安くしてでも受注するしかないかもしれません。

 

自分の目指す方向の仕事なら、実績を積む意味では大事なことでしょう。

 

 

 

自分の時間単価を決めて選ぶ

 

仕事には2種類のタイプがあります。一つは成果報酬の仕事で、もう一つは時給の仕事です。

 

成果報酬の仕事は、完成したものに対してお金が支払われるというものです。

 

完成させるために何時間かかったかは関係ありません。

 

そして時間あたりの換算でいくらですよとある程度示されるものです。

 

とはいえ、必ずしも時給とは言えなくても、一つの作業が何百円とか、1000文字の記事が何千円であるという風なものでも、時給にしていくらということが計算できます。

 

ですから、なるべく自分の仕事の「時給」を決めて、その時給以上の仕事を獲得するようにするのです。

 

だって、時給が500円しかなかったら、コンビニやファミレスでバイトした方が確実にお金が稼げるということになります。

 

もちろん、接客が苦手、時間に制約があるなどの理由でそういう仕事に就けないなどの理由があるのかもしれませんが、自分の単価基準をしっかり持ちましょう。

 

バイト感覚の仕事なら、1,000円〜1,500円、より高度な作業をするなら3,000円〜4,000あたりを狙うなどです。

 

単価の決め方は人それぞれだと思いますが、こういう単価を決めておいて、仕事の単価がおおよそどのくらいになるかを推測し、これを上回るかどうかで応募するか決めていく、という判断方法もあるのです。

 

単価の基準を高くしすぎたばかりに、できる仕事の対象が少なくなりすぎれば、結果的に仕事が取れなくなりますので、注意が必要ですが、お金を取ることを目的に低すぎる単価で仕事するのは避けた方が良いのです。

 

 

 

どうやって仕事を勝ち取るか?

 

このような仕事の絞り込みはとても大事ですが、そもそも仕事が獲得できなければ意味がありません。

 

仕事は多いけれどもランサーも多いので、厳しい競争を勝ち抜かないと仕事を得ることは難しいのです。

 

Webエンジニアはどうやって仕事を勝ち取れば良いでしょうか?

 

例えばサーバー構築の仕事があったとします。

 

PHPで作ってください、というような場合にどうやってあなたを選んでもらえばいいでしょうか?

 

それを知るには、相手が選考基準として何を見るかということに気を配る必要があります。

 

仕事を依頼する人は、「その仕事を本当に終わらせられる人か?」ということを一番気にします。

 

できなければ元も子もないわけです。

 

ですから、仕事に応募するときに気をつけることは、

 

・依頼者の依頼内容を正しく理解すること
・どのように依頼内容を実現するかを詳しく書くこと

 

これに気をつける必要があるのです。

 

ときどき、実現方法がほとんどわからないのに、いくらでできますといってくる人がいます。

 

ほとんど門前払いしたいくらいですが、それでも「この部分はどうやって解決しますか?」とあえて聞いたりしますが、具体的に答えられないことがほとんどです。

 

こういうちゃんと考えてない人に仕事は頼めないのです。

 

私は発注側にも受注側にもなったことがありますが、具体的に解決策を書いてくれる人ほど信用できるのです。

 

 

自分のスキルも高めつつ、できる仕事を絞り込んでいく

 

そうやって自分の進みたい方向の仕事を獲得しながら、単価基準を徐々に高めていくのです。

 

このとき、自分のスキルアップを忘れてはなりません。

 

技術力が高めれば単価の向上も可能になりますし、仕事を獲得する確率も高まるのです。

 

スキルが高まれば高まるほど、その分競争は減っていきます。

 

そして、そのスキルの高さが発注者の心を射止めることになりますので、受注の確率も高まるのです。

 

発注者の中には、とにかく安く済ませたい人もいますが、多くの人はちゃんと成果を出してくれる人を選びます。

 

ですから、スキルを高めて確実に仕事を終わらせるようにした方が、長い目でいい仕事を安定的に受注できるようになるのです。

 

スキルに対して値段が高すぎるとだめですので、いいバランスが大事になります。