エンジニアはフリーランスか正社員か

エンジニアはフリーランスの方が正社員より完成させる力が高い

 

■ 正社員として安定すると、そこに安住して成長をなくす

 

正社員で働くということは、良くも悪くも安定しています。

 

毎日に仕事に行って安定した収入が得られるからです。当たり前ですね。

 

良くも悪くもといいましたが、長く勤められるため生活は安定する点は最高に良いところです。

 

大手の企業か中小の企業かによっても違いはあると思いますが、正社員とはある意味安定を確保された状態と言えます。

 

その安定しているという良い面と、安定しているからこそその地位に「安住してしまう」という悪い面とあります。

 

安住するというのは、のんびりとその地位に甘えてしまうということになり、成長しなくなってしまう可能性があるということです。

 

長く1つのところに正社員で働くと、変化が少なく成長を求められなくなり、ついついその環境にすっぽりはまってしまいます。

 

ルーティーンをこなすことで仕事ができてしまうのです。

 

自分ではそのつもりはなくても、気づけば成長のない自分になっています。

 

ところが、異動したり、別の仕事に転職したりすれば、新しい仕事では新たなスキルが求められますし、そのスキルにキャッチアップするために勉強や技術の習得が不可欠になります。

 

そこに「成長」があります。

 

自分を少し厳しいところに置く、そこまでは言わなくても、自分を同じ環境に置き続けないということは、自分の成長のためにはとても大事なことです。

 

自分が日々成長していけない場合、40代を迎える頃には、その仕事しかできず転職などできないと考えるサラリーマンが多いように、転職も難しい人材になってしまうのです。

 

転職できるような実力を持った人材になるには、常に新しいものにチャレンジして成長していく精神が必要になります。

 

建前の話ではなく、実際そうなんですよ。

 

 

■ 自分の実力を磨く

 

自分が成長したいと思ったら、一段も2段も上の仕事にチャレンジして取り組んでみるとか、思い切って転職するなど仕事環境を変えることが時には必要です。

 

高額な給料に惹かれてどんどん転職する人もいますが、注意すべきこともあります。

 

単年の契約で成果を出すことができたら翌年もまたその年収もしくはさらに高い年収を得られるけれど、成果が出なければ翌年には首になるような仕事では、これまた安定して実力を付けることはできません。

 

その場その場でなんとか結果を出すようにすることは決して悪いことではないけれど、短期的に結果を出すことが目的になってしまうのです。

 

私の会社にもそういう人がいました。単年で高額の年俸の契約をしている人が、納期が迫ってくると委託している人の仕事が終わっていないのを見て怒鳴りつけている姿を…

 

自分の成果を出すために、委託を怒鳴る。

 

もちろん、委託の人が条件を知った上でできる仕事として受託したのだから納期通りやって欲しい、あるいはやるのが当たり前と思うかもしれません。

 

そうかもしれませんが、プロジェクトは人がつながって成功するものです。

 

自分だけの成功のために人を怒鳴りつけては成功するものも成功しません。

 

ですから、年俸に惹かれて転職するのも良くはないですが、安住してしまうのもまた良くないのです。

 

委託に依存してしまうと、自分でやるのではなく委託を使うことでしか仕事ができなくなります。

 

もちろん、委託を使って成果を出していくことはとても大切な能力ですが、自立すると何もかも自分でやるくらいの気構えが必要になりますが、

 

こういう人は、自分でやり切る実力も付かず、転職はできてもフリーランスにはなれないのです。

 

 

■ 実力があるからフリーランサーになれる

 

だからフリーランスでガンガンやる!という意気込みも良いですが、これもまた注意が必要です。

 

フリーランスは実力がなければ仕事が取れない厳しい世界です。

 

逆に言えば、フリーランサーはそういう実力が求められるところで必死になって闘うからこそ、本当の実力を持っています。

 

社員との一番の違いは、納期に対する達成力といってもいいかもしれません。

 

もちろん、一概に言うことはできないのですが、フリーランサーはどんなに苦労しようとも約束した仕事を達成できるようにがんばります。

 

正社員はそこまでがんばらなくても外注の力に依存して仕事が完成してしまいます。

 

この違いがわかるでしょうか?

 

エンジニアは特に、細部まで含めて完全に動作することが求められます。

 

ですのでしっかりと仕上げる能力がとても大事なのです。

 

 

■ フリーランスなら実力は付くか?

 

一人前のフリーランサーになって、しっかり稼げるようになってくると、反対に悩みが出てきます。

 

フリーランサーの一番の悩みは何かというと、自分を成長させるような大きな案件を得られないことです。

 

フリーランサーとは基本的には一匹狼です。一人で闘うのです。

 

ですので、仕事を依頼する人から見たら、大きな仕事をフリーランサーに頼むことができません。

 

納期通りに仕事が完了するかわからないから、大きなリスクを抱えてしまうからです。

 

発注者はそういうリスクを負いたがりません。

 

ある程度しっかりした会社であれば、予算もしっかり付きますし、リスクを抱えてフリーランサーに仕事を頼む必要などないのです。

 

その結果、フリーランサーはどうなるでしょうか?

 

常に自分でできる仕事しか受注できないということになってしまうのです。

 

新しい技術を使ったチャレンジや、大型プロジェクトへの参画といった、自分を成長させるような仕事に携わることができないのです。

 

これがもっとも大きな不満の一つです。

 

できる仕事をやるのは良いですが、できる仕事をたくさん回すことでしか収入が得られないのです。

 

ただひたすら、できる仕事を続ける以外に大きな収入は得られないということなのです。

 

これではどんなスーパーマンでも収入に限界がありますよね?